はじめに
今日は、マンション購入にあたってのローンについて解説していきますね^ ^
住宅ローンには大きく分けてみなさんが自宅を購入する時に使う「住宅ローン」と投資用の「不動産投資ローン」があります。
「住宅ローン」でいえば、「フラット35」はみなさん聞いたことあるかと思いますが、これは住宅金融支援機構が中心となって2003年に誕生した住宅ローンで、スタート時に全返済期間である35年の金利と返済額が決まります。収入が少なく住宅ローンが組めないという人でもこのフラット35なら利用可能という特徴があります。
通常の住宅ローンの金利は0.3〜0.5%台が今の水準ですが、フラット35は0.7〜0.9%台となっています。
一方で、投資用のローンは全く別物で、この金利は今の水準ではだいたい1.6%〜2.0%くらいです。
投資ということで自宅用の住宅ローンよりは随分金利はあがります。
これだけの金利差ですので、実際は投資マンションとして運用するにも関わらず、自宅用と偽り低い金利でローンを組むという悪い輩もいますが、こんなことをすると後で大変なことになるのでやめておきましょう!
この不動産投資ローン、支払い期間については、これまで35年がMAXでしたが、最近ではオリックス銀行などで45年で組めるものも出てきています。
ボクはマンションの区分投資に関してはサラリーマンは最強だ!と思っていますが、具体的に中でもどんな条件があればローンが通りやすいのかを見ていきましょう!
年収500万円〜
投資用のローンは、あくまで資産作りのためのものなので誰でも利用できるわけではありませんが、一定以上の収入があるサラリーマンであれば問題ありません。
その一定以上の収入というのが、ハッキリと決まっているわけではないですが、どの会社も500万円を基準としていて、これをクリアしていれば頭金もほぼゼロでワンルームマンションを買えてしまいます。
なかなかの金額だとは思いますが、実はこの基準金額、ひと昔前は800万円〜(しかも頭金で数百万必要!)だったのでそれに比べると随分投資しやすい環境になっていると思います。
こういった環境が整ってきていることもあって、実際にここ数年で不動産投資をする人は右肩上がりで増えており、それに伴い物件価格も上昇傾向です。

上場企業勤務
また、「上場企業に務める人」というのも有利になるポイントです。
金融機関は貸し倒れがあってはいけないわけですから、倒産のリスクが少ない上場企業に勤める人を好む傾向にあります。
とはいえ、私の勤める会社は未上場ですし、それでも問題なく融資は下りているので、ここはマストの条件ではありません(*´ー`*)!
とにかく、まともな会社に勤めているというだけで相当な信用力になり、この「信用力」というのがサラリーマンにとっての強みであり、ボクがサラリーマン大家をおすすめする1番の理由です。
極端な話、給与は1500万の新進気鋭のベンチャー企業の社長より給料500万のサラリーマンの方が不動産投資においては強いのです!
なので、今はサラリーマンなんだけど、将来起業したいと思っているボクと同じような方は、今信用力があるうちに不動産投資をスタートさせ、1〜2年で「投資を完了させる」という意気込みでやった方がいいです。
今サラリーマンを辞めてフリーになろうと思っている人!もったいないです。
辞めるなら借りれるうちに借りれるだけ借りましょう。
その後会社辞めたとしてもローンにはなーんの影響もありませんのでご安心を。
ただ、信用がゼロからになるので、新たな不動産投資はできなくなりますが。
年齢が20〜30歳台
続いて、これは住宅ローンにも言えることですが、年齢は若い方がローンを組みやすいと言えます。
35年のローンを組むと今の年齢で30歳の人でも、一般的には定年の年齢であり、収入も減る65歳まで返済は続くわけですから理解できますね。
もちろん、50歳でも60歳でも頭金さえ潤沢にあればローンは組めますし、そういう方は若い人とはまた違った目的と戦略で投資をすることが可能ですので安心してくださいね(*´-`)。
あくまでここでは、「長期のフルローンを組む」という前提で書いてます。
最後に
いかがでしたか?
今日は3つの点をあげましたが、あくまでどのポイントもNice to haveなので、マストではありません。
金融機関によって審査基準はさまざまなので、あくまでこういう人が有利だよって事でご理解ください。
長くなったので、逆にローンを組みにくい人の特徴はこちらに別でまとめていますのでぜひご一読ください。
この記事が投資ローンを考えている方の参考になれば幸いです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!!