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はじめに
前回の記事、不動産投資ローンの基本とローンに有利な人の特徴まとめは読んでもらえたでしょうか?
前回は不動産投資ローンの基本と、ローンに有利な人はどういう人か?というポイントを書いたので、今日は反対に不動産投資ローンに不利な人の特徴をまとめていきたいと思います!
実はボクも最初、2回連続でローン審査に落ちています!!笑
ということでローン審査にはいろんな基準があるのでボクが落ちた理由も含めその辺り解説していきますね。
現在の会社での就労期間が1年未満
長期的に安定した収入が見込める、というのがローン審査の基準になっていることから就労期間が短いとローンは下りづらくなります。
年収とのバランスも見られますが、いくら年収が良くても1年以下だと少し厳しいと思います。
一例までに、ボクが最初の物件を購入した時、今の会社での就労期間は1年半でしたので、これくらいあれば問題ないかと思います。
すでにローンで自宅を買っている

金融機関によってまちまちですが、個人のローン枠の上限額というのは決まっていて、そこにどれだけ余裕があるかを見ています。
なので、当然すでに自宅の住宅ローンを組んでいる人はその枠を圧迫しているので、ローン審査が難しくなってきます。
かなり単純化して話しますが、例えば年収600万円で住宅ローンが4,000万円残っているサラリーマンの場合を考えてみましょう。
銀行のローンの上限はおおよそ年収の8倍〜10倍が一般的な基準なので、この人はローン枠6,000万円(=600万×10倍)のうち、すでに4,000万円は埋まっているので、残りの枠は2,000万円。

欲しい物件が3,000万円だった場合、理論上は1,000万円の頭金を用意しない限り購入は難しい、ということになります。
なので、今ちょうど自宅を購入しようと思っている人はその前に投資用のローン枠を使うことをお勧めします。
投資の場合は、あくまでローンの金額は入居者が払ってくれているので、純粋な借金ではなく資産になるので、投資ローン枠を全て使ったとしても問題なく住宅ローンは組めます。
ですのでこの順番がとっても大事です。
過去1〜2年の間にカードの滞納がある
ここまで読んでくれた人はもうお分りだと思いますが、金融機関にとっては個人の総合的な信用力が投資ローン審査における全てです。
なので、「カードの滞納がある=ローンの支払いが遅れる可能性がある」と見られてしまいます。
実はボクも2回落ちた理由のひとつがこれでした!
カード会社からの請求があった際にたまたまその月銀行の残高不足で、支払いが遅れてしまいました。
これが信用記録に残ってしまっており(しかも、よりによって物件買おうとした前の月、、、)、落ちてしまいました。
ですので、カード請求はしっかり期限通りに払って自分の信用記録はクリーンにしておきましょう!
滞納したことがあるか覚えていないという人は、こちらのCICという信用情報機関のサイトで有料(1,000円)で過去の支払い記録をすべて調べることができるので、事前にチェックしてみるのもいいかもしれません。
カードローンなど借入れがある

これも上で書いたものと似ているのですが、カードローンがある=借金をしないと生活できない、という判断をされてしまうので大きなマイナスポイントになります。
そもそも投資は余裕資金でやるものですから、家買う前に借金返せ!ということなんでしょう。
恥ずかしい話、実はボクは仮想通貨投資で失敗してつい2ヶ月前に150万円の借金をしてしまいました。大泣!
ですが、先月新たに物件を1件追加購入することに成功(セーフ。。。)!
でも、あれ??なんで?
どうやら、借金が信用機関の記録に反映されるまでに時差があったのでローン会社には見えていなかったようです。
その後その借金はなんとかがんばってこの2ヶ月で半分まで返済しています。
そして今月!ボクはもう1件追加で物件を購入しようとしています。
果たして借金ボーイのボクがローンを組めるのか!?また、レポートしたいと思います(乞うご期待)!!
未就労期間がある
これも、もうひとつのボクがローン審査で落ちた理由です。
実はボクは一時期私費での大学院留学のために会社を辞め渡米し、卒業後の1年間の就労も含めて合計3年間アメリカに住んでいました。
その後、日本に戻り今の会社で働いているのですが、ローン審査の際、アメリカでの就労はその某銀行の基準においては就労と認められず、「3年間の就労空白期間がある」と見なされ落ちてしまいました。
こんなケースに当てはまる人はあまり無いかと思いますが、経験談として書いておきます。
最後に
いかがでしたか??
ローンが通りにくい人の特徴を今日はまとめてみました。
もちろん多くの金融機関があり審査基準もそれぞれですので、一概にこれが全てだとは言えませんが、おおまかなポイントは網羅できていると思います。
ローン審査申し込みの際の参考にしていただければ嬉しいです。
それではまた次回、今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
