マンション投資 海外不動産投資

海外不動産投資ってどうよ?東南アジアマーケットの概要をまとめてみた

はじめに

これまで日本の区分マンション投資について書いてきましたが、海外のマーケットってどうなんでしょう?

 

ボクは以前アメリカで不動産会社に勤めていたこともあるので海外の不動産事情に興味を持っていました。日本での投資が完了したら次はアジアでの投資を考えていたりします。

 

そこでまずは日本とのルールの違いなど基本的なことを知りたいと思い海外の不動産に詳しい人からいろいろ話を聞いてみましたのでその内容も含めレポートしたいと思います!

 

ということで今回のマーケットは東南アジアです。

 

それではみていきましょう!

 

東南アジアのマーケットの可能性

海外のマーケットの中でも今回は距離の面でも、相対的な物価の面でもはじめやすい東南アジアの状況についてみていきます。

 

とはいえ一言で東南アジアと言っても多くの国がありますが、この中でも日本から投資ができる国とそうでない国があります。例えば、インドネシアなどは人口も2.7億人もいる非常に可能性がありそうな国ですが、外国人の個人による物件と土地の所有権は認められていません。ラオスやミャンマーといった国も同様です。

 

なので今回はそういった国は除き、日本人にも投資が可能なタイ、フィリピン、マレーシア、ベトナム、カンボジアを見ていきます。

 

マーケットのポテンシャルの見方としては、ボクの中では人口統計は外せないのでいつものようにここから見ていきます。

 

現在の日本の人口は1.2億人ですが、それと比較すると各国の人口は下記の通りです。

 

□フィリピン:1.1億人

□ベトナム:9,700万人

□タイ:7,000万人

□マレーシア:3,200万人

□カンボジア:1,700万人

 

さらに人口の構成を見ると下図のようになっており、やはり日本の人口は逆ピラミッド型で高齢化が見て取れますがタイも意外と日本と似ていて将来日本型の人口構成になることが予想できます。年齢の中央値を見るとカンボジアとフィリピンがそれぞれ25.6歳、25.7歳と人口のほとんどが若者という日本からしたら羨ましい国です。

 

 

 

 

次にこの人口が将来的にどうなっていくのかデータを見てみます。

 

すると、タイの人口はおよそ5年後にピークを迎えその後現象に転じることがわかりますが、それ以外の国は2070年頃まで人口が増え続けることが分かります。

 

 

ということで、タイはおそらく15〜20年遅れで日本と同じような人口動態になっていき、人口の都市集中化が進んでいくものと思われます。

 

次にそれぞれのマーケットの不動産投資環境をみてみましょう!

 

 

マーケット比較

下記特徴を一覧にまとめましたが、GDPの成長率はどの国も高く、特にカンボジアとベトナムは7%以上と経済成長がすごいことになってます。

 

 

外国人の土地の所有はどこの国も厳しいようで、可能なのはマレーシアくらいですが、ここも最低の投資金額が100万リンギット(およそ2,500万円)以上で州政府の認可が必要です。ということでなかなかハードルが高く、制限なしに外国人がこれらの国で自由に土地を持つということは基本的にできません。

 

不動産の所有に関してはどの国も可能ですが、1棟あたりの外国人購入可能枠の制限があり、一番厳しいベトナムは外国人による購入は30%以下におさえなければいけませんが、カンボジアに関しては70%まで可能です。

 

では、不動産の価格相場はどうなっているかというと、各地の一等地でのおおよその平米あたりの単価はベトナム、タイ、フィリピンは日本円でだいたい100万〜120万くらい、マレーシアは75万くらいですが、なんとカンボジアは50くらいのようです。

 

ということで、不動産価格の相場、外資受け入れの状況、経済成長率の面から見た結論としては、今のところカンボジアでの投資がポテンシャルが高そうな気がしてます。

 

 

最後に

いかがでしたか?

 

今日は東南アジアでの不動産マーケットについて概要をまとめてみました。

 

次回は、投資するにもボクのようなサラリーマンはローンが組めなければどうしようもないので、次回はその辺りの方法について書いていきたいと思います!

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました(*´∀`)♪

 

-マンション投資, 海外不動産投資
-, , , , , , , , , ,

© 2025 Toshioka BLOG Powered by AFFINGER5